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01.29 2019

<なぜなぜコラム>何故、水分をとっていても熱中症になってしまうの?

毎年春の終わりから秋の始めまでの暑い期間に世間を賑わすのが「熱中症」です。最近では気温38度に到達する日が連日続くような酷暑なこともあり年々その数は増しているような感覚もあります。

熱中症対策として有効なのが、水分補給と規則正しい生活です。しかし、しっかり寝て疲れをとっていて、水分もこまめに補給しているにも関わらず、熱中症になってしまうときもあります。果たして何故いくら対策しても熱中症になってしまうのでしょうか?

その答えは、「血流の滞り」にありました。本来、汗をかくほど体が熱い状態ということは、血管が拡張し血流が活発になっています。しかし冷え症の方は血流が滞っており、毛細血管の先まで水を届けることができません。

つまり、熱中症は血流の滞り、冷えの病気の一つと言えます。もともと、心臓から上にある脳には血が流れにくいと考えられています。脳も多くの細胞から成っており、その一つ一つの細胞に血が水分を届けていることを考えると、血流が滞っている人は脳の末端の細胞にまで水分を行き渡らせるのが難しい、ということは想像に難くないでしょう。さらに、冷えによって汗が出にくいため体温調節も難しい状態にあります。その結果、代謝不足でめまいや昏睡を起こし、倒れてしまうのです。

逆に言えば、血流の滞りを緩和させれば熱中症になりにくい体を作ることができると言えます。

熱中症対策に、水分補給、適度な運動、入浴で疲れを取り、エアコン・扇風機を上手に使用するなど、暑さに負けない体作りをしましょう。

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