06.01 2020
<なぜなぜコラム>夏バテ解消 ホットタブのぬるめゆったり入浴
夏を迎え、話題に出るのが夏バテ。全身の疲労感、疲れやすい、無気力、立ちくらみ・めまい、食欲不振などの症状が起きると言われます。
夏バテ予防としては、バランスのとれた食事や適度な運動、エアコンの適切な使用などが挙げられます。しかし、今年は外出自粛などで家に閉じこもり、外出時はマスクをして息苦しく、また1日中家でエアコンにあたって過ごすこと方も多いかもしれません。そして、ついつい「暑いから」とシャワーのみで済ませることも増えてしまいます。
しかしながら、実は入浴こそ、夏バテの予防や解消に役立つことをご存じでしょうか?
例えば、暑い日が続くと、冷たいものばかり飲んで胃腸を冷やしがちですが、体を芯から温めることで弱った胃腸をケアすることができます。また、お風呂に浸かることで、副交感神経が活発になって、リラックス効果が得られ、ぐっすり眠ることができると言われます。良質な睡眠は、夏バテに負けない健康的な身体づくりに不可欠な要素です。
ただし、入浴には注意も必要です。暑い日こそ、熱いお風呂に入ろうとするストイックな方もいますが、41℃以上のお湯では体が緊張してしまい、副交感神経がうまく働いてくれません。オススメは、38~40℃(真夏は39℃以下)のぬるめのお湯に20~30分つかること。ぬるめのお湯ならば、ストレスを感じることなく、夏でも心も体もスッキリした気持ちでお風呂に入れます。
体調を崩しやすい夏の季節こそ、ぬるめの入浴で夏バテ予防や解消をしてみてください。